原点と現時点の話。
2014年 12月 11日
ライフスタイルとワークスタイルも変えてしばらく経ちまして、
関わる人の多くから「キクケンのシゴトって、なんて呼べばよいの?」と
聞かれることが、ますます増えました。
4tracksの看板は
「マーケティング、編集、デザインと写真」として、
そこを主にシゴトしてますが、
最近は「学びのプロセス」にアプローチするサービスの開発や、
会議のファシリテーションのお仕事などもさせていただき、
自分でもジャンルの整理がなかなか難しい日々です。
でも、「呼び方」よりも、
何を軸にシゴトしてるか、の説明のほうが早い気がしてきましたので、
ほとんど自分のために、その文脈を書いてみます。
ひとつめのストーリー。
ある時代「マーケティングは死んだ」と表現した先輩がいました。
当時、確かに社会における「マーケティング」という言葉が意味していた活動が
力を弱めていたことは、感じていました。
それでも自分が4tracksのドメインに「マーケティング」を意固地に、
しかも冒頭にかかげているのは、自分のアイデンティティである
「新しい価値を見つけ、それを欲している人とつなぐために、表現として編んでいく」
という行為が、けっきょくは普遍的なものであるし、
ある種「マーケティング」という言葉につきまとう誤解のようなものを解くことが、
「自分を育ててくれた、自分のキャリア自体」に対する
恩返しのつもりだったりしています。
組織から独立し、拠点を増やしたことは、
より現場に足を運び、より物理的な移動距離を増やすことで、
アイデアを受信できるようにしたかったからで、
おこがましい言い方になりますが、
新しい「マーケティングの解釈と表現」を見出すことを決めたから。
もちろん、お気づきの通り、
「マーケティング」は「手段」であり、
それは「目的」にはならないことは理解しているつもりです。
ということで、もうひとつのストーリー。
編集者として社会に出た頃、
「あなたシゴトを通しては何を成し遂げたいのか」をよく問われました。
さんざん自問して出した答えは
「それを通して、誰かの自己成長、自己達成を支援したい」ということ。
めんどくさいモヤモヤの思春期に、
楽しく前向きにブチ進んでいくための提案をする月刊誌のシゴトは、
どんなに睡眠時間を削っても楽しくて仕方のないものでした。
表紙撮影の次の日、モデルの子が出るバスケの試合を、
撮影クルー全員で応援に行ったのは、
今でも人生最良の思い出のひとつ。
けっきょくこれも変わらないのです。
2つの文脈が重なるところ。
マーケティング、編集、デザインと写真。
4つのエレメンツを組み合わせて、
情報洪水の今に「善きコミュニケーション」の在り方を提案したいですし、
商品サービス開発であれ、プロモーションであれ、
関わる人の自己(事業)成長や、自己(目標)達成に貢献したい。
まだまだ抽象的ですし、危険なことに、
「自分ではない誰かが、そのまた別の方に自分のことを説明するのに難儀する」
ことは変わらないのですが(笑)、そのうち良いキーワードが見つかるかもしれません。
しばらくこの、名称のつけにくいスタイルで、やっていきたいと思っています。
関わる人の多くから「キクケンのシゴトって、なんて呼べばよいの?」と
聞かれることが、ますます増えました。
4tracksの看板は
「マーケティング、編集、デザインと写真」として、
そこを主にシゴトしてますが、
最近は「学びのプロセス」にアプローチするサービスの開発や、
会議のファシリテーションのお仕事などもさせていただき、
自分でもジャンルの整理がなかなか難しい日々です。
でも、「呼び方」よりも、
何を軸にシゴトしてるか、の説明のほうが早い気がしてきましたので、
ほとんど自分のために、その文脈を書いてみます。
ひとつめのストーリー。
ある時代「マーケティングは死んだ」と表現した先輩がいました。
当時、確かに社会における「マーケティング」という言葉が意味していた活動が
力を弱めていたことは、感じていました。
それでも自分が4tracksのドメインに「マーケティング」を意固地に、
しかも冒頭にかかげているのは、自分のアイデンティティである
「新しい価値を見つけ、それを欲している人とつなぐために、表現として編んでいく」
という行為が、けっきょくは普遍的なものであるし、
ある種「マーケティング」という言葉につきまとう誤解のようなものを解くことが、
「自分を育ててくれた、自分のキャリア自体」に対する
恩返しのつもりだったりしています。
組織から独立し、拠点を増やしたことは、
より現場に足を運び、より物理的な移動距離を増やすことで、
アイデアを受信できるようにしたかったからで、
おこがましい言い方になりますが、
新しい「マーケティングの解釈と表現」を見出すことを決めたから。
もちろん、お気づきの通り、
「マーケティング」は「手段」であり、
それは「目的」にはならないことは理解しているつもりです。
ということで、もうひとつのストーリー。
編集者として社会に出た頃、
「あなたシゴトを通しては何を成し遂げたいのか」をよく問われました。
さんざん自問して出した答えは
「それを通して、誰かの自己成長、自己達成を支援したい」ということ。
めんどくさいモヤモヤの思春期に、
楽しく前向きにブチ進んでいくための提案をする月刊誌のシゴトは、
どんなに睡眠時間を削っても楽しくて仕方のないものでした。
表紙撮影の次の日、モデルの子が出るバスケの試合を、
撮影クルー全員で応援に行ったのは、
今でも人生最良の思い出のひとつ。
けっきょくこれも変わらないのです。
2つの文脈が重なるところ。
マーケティング、編集、デザインと写真。
4つのエレメンツを組み合わせて、
情報洪水の今に「善きコミュニケーション」の在り方を提案したいですし、
商品サービス開発であれ、プロモーションであれ、
関わる人の自己(事業)成長や、自己(目標)達成に貢献したい。
まだまだ抽象的ですし、危険なことに、
「自分ではない誰かが、そのまた別の方に自分のことを説明するのに難儀する」
ことは変わらないのですが(笑)、そのうち良いキーワードが見つかるかもしれません。
しばらくこの、名称のつけにくいスタイルで、やっていきたいと思っています。
by 4tracks
| 2014-12-11 00:17
| かんがえかた