4tracksのインプット&アウトプット日記です。オフィシャルサイトは下記リンクより。


by 4tracks
引き続き、ですが。
新しいプロジェクトの企画を詰めています。

お店を拠点に、
1:モノづくり
2:場づくり
3:情報発信

と、3つの手段を使って、
「今、いちばん心地よい暮らしの条件」は何か?
ということを考え、共有していくプロジェクトです。

3つの手段を通して実現したいのは、
人と人とのつながりをたくさん作ることです。

つまり・・・

1:モノづくりを通したつながり
作り手同士がつながることで新しいモノを作ること。
それを使うひととの間に、つながりを感じられる
お届けの仕方をしていきます。

2:場づくりを通したつながり
心地よい、心豊かな暮らしを考えるきっかけになる
場所をつくり、テーマを持ったイベントを開催します。

3:情報発信を通したつながり
活動を通して発見したことや、
関わってくださるひとの思うことを共有する媒体を作ります。
遠くのひととも共有できるWEBを上手に使いながら、
新しい関係性を増やしていきたいと思っています。

夏の間に一気に具現化を進め、9月くらいには
具体的に皆さんにお知らせが出来る予定です。
楽しみです。

あたらしいしごとで実現しようとしていること。_b0159039_22575276.jpg

# by 4tracks | 2014-07-20 22:58 | かんがえかた
夏前に予定していたプロジェクト(というか新事業)発足を
秋に「意義ある延期」をしまして、練っているところです。

関わってくださったすべての人と
「今、必要な生活価値」を共有するための
スペース、媒体、そして体験を同時に
作り出していくような事業なんですが、
そこで表現したい、その「生活価値」を
なんとか言葉にしようと日々、考え続けています。

で、今日ちょっと「近いかもな」と
思ったのが、「新解釈のリア充」という感覚。

わかりやすくするために、「前時代のリア充」って
何かっていうと、コレたぶん「ハレの日がどれだけ充実しているか」
だったように思うんです(あくまで個人的な感覚ですが)。

どんどん外出して、流行の場所に出たり、
話題の食べ物を食べたり、新しい製品を「試してみた」したり。
それをソーシャルでバシャバシャ共有して、
すごく充実している感じと。そんな感じだったのかなと。

で、何かちょっとソレ「消耗感」あるなぁ、という最近の感覚。
というのは、「もっと新しいもの!そして外へ!特別なものを!」
が最大の基準になってしまうと、常に「欠乏感」と背中合わせですから。

とにかく多くの情報にアンテナを張り、
メディアが何を発信しているのか受信していることが必要になる。
メディアはつねに新しい、しかも大量の情報を出し続けるから、
それ自体にも、なんとなく疲労感ただようし、
キリがない気がします。まあ、適度には必要ですが。

たぶんスマホの完全普及、も
この大量すぎる情報や選択肢を、
すべて自分の手のひらになんとかおさめたい的な
感じなんでしょうかね。

なんか常にスマホ気にしている感覚も
やや違和感を覚えてきつつあるわけですね、一部の方は。
上手につき合えばよいのでしょうけれども。

で、その旧来の「リア充」感と
スマホによるバーチャルが
リアルかよくわかんない感に対する反動、
なのかもしれないなと思っています。

新しい「リアル生活の充実」は、
おそらく「ケの日の充実感」で。

・スクリーンの中ではなく、自分の五感に伝わる心地よさで
・外出先 < 家の中 での実感で
・家族や恋人、仲間や友人たちとの「直接」の対話で
・やることを絞って丁寧に、ゆっくりで
(つまり自分の好きなことと嫌いなことを自分でわかっている)
・まさに今、の季節を感じながら行うことで
・近所や地元、に感じる面白さや感動だったり、
・自分らしさ、があって
・小さくとも、自分の生活に活かせる学びがある

そんな充実感なのではないかと思っています。
そういうことひっくるめて今「心豊かなくらし」と呼んでます。

これをね、矛盾するようだけれど、
なるべくたくさんの人、遠く離れている人とさえ
「そうだよねそうだよね」って共有して、
実行に移していける、そんな表現を企画しています。

なんだかんだで2年間くらい検討していますが、
今年、いよいよ形にできそうです。

テック業界のトレンドも、
「ひとけ」や「あたたかみ」だったりするそうだから、
もちろん自分だけでなく、
世の中的にそうなるんだろうと思います。

そういう感覚を、
リアルとweb両方を活かして、
ネットワーク化、コミュニティ化していくことに
すごくすごく興味があるのです。

つづく。

表現したいのは、「新解釈のリア充」_b0159039_22273034.jpg

# by 4tracks | 2014-06-18 22:27 | かんがえかた
ありがたいことに、
またしても新規事業立ち上げに
携わらせていただいているのですが、
今回、今までと大きく違うのは、
事業化までにリサーチをしきって決めうちで
製品化というのではなく、
いわばオープン開発というか、
試験的段階からサービス提供を始め、ユーザーさんの
声を聴き、時にそれがコ・クリエイションの形を
とりながら最適な事業設計を見いだしていくという点です。

しかも開発にあたっては、様々な企業や団体の
専門家集団、研究開発部門などと恊働しながら
プロジェクトを推進していきます。

これはもう本当に今の時代のマーケティングというか、
「うまくいくのかわからないと始められない」ではなく、
目的ありきで、まずアクション、そこからの経験の中で
必要な発明をしていくという意思優先、現場主義、高速PDSな手法です。
正直、今まで言うのは簡単、じゃあできるかっていうと・・・
だったことを「やらざるを得ない」状況で経験している感覚です。

で、やってみて思ったのは、
本当にもうこれから新しい事業を起こすなんて時は
こっちのほうがいいわーということ。

何が良いって、明らかに判断が早まりますね。
昔、マーケティングの師匠にたたっこまれた
「仮説思考」の先を行く「経験からの概念化優先」というか、
もうそうじゃないとダメなのかもしれないって気さえします。

アイデアは、どれだけ早く形になるかが重要。
今考えてる企画、いろいろありますが、
アウトプットまでの時間をどれだけ早められるか、
どれだけそこにチューニングする幅を持たせられるか、
つまり、どれだけ「経験期間を長く取れるか」を指標に
持っておくとよいのではないかと身にしみています。

総括をやめよう(乱暴か・笑)、
企画書はそこそこにして、実戦を積み上げよう。
とにかく今1本考えているプロジェクトを、
今週末にはスタートアップさせることにします。

経験重視、もこれからのキーワードかも。_b0159039_22583398.jpg

# by 4tracks | 2014-04-10 22:59 | かんがえかた
ご報告が遅れましたが、
3月10日に発足した、
宮城県仙台市の一般社団法人「梅部」さんの、
認知プロモーションの計画、ブランドロゴ、
webサイトやフライヤーのデザインを担当しました!

「梅部」さんは、アジア、アフリカなどから
フェアトレードにて仕入れた素材を使い、
被災地のお母さんたちの手仕事で、
帯を始めとした和装小物を制作するという事業です。

「新興国と被災地、2つの支援を実現する」ユニークなスキーム。

さらに、仙台発のユニークな帯ということで、
政宗公が「伊達男」と言わしめた、粋で洒落た文化を受け継ぎ、
もっと自由で楽しいキモノライフを発信、浸透させることを目標としています。

社会課題に対してアプローチしつつ、
実にクリエイティブな楽しいプロジェクト。
オンライン販売は現在準備中ですが、
ぜひ、今後の展開にご注目ください。

僕も今年の夏は浴衣にチャレンジしてみたいと思います!

ふたつの支援がつながる新しいものづくり。「梅部」さんのサイトを制作しました。_b0159039_18175914.jpg


http://umebu.moo.jp/

※今回は撮影は「梅部」さんのほうにお願いしています。
 男性も女性も、着物でも浴衣でも!すてきです。

ふたつの支援がつながる新しいものづくり。「梅部」さんのサイトを制作しました。_b0159039_1819056.jpg

ふたつの支援がつながる新しいものづくり。「梅部」さんのサイトを制作しました。_b0159039_1820283.jpg

# by 4tracks | 2014-04-06 18:20 | 活動記録
先日の投稿で書きました「WEBカード」と呼んでいるツール。
先日、オーダー家具と古物雑貨の店「Indigo」のWEBカードが刷り上がってきました。

IndigoのWebカードができました。_b0159039_2330292.jpg


ショップカードというと、なぜか雰囲気重視の
「ロゴとアクセス情報だけ」みたいなものも少なくありませんが、
今回の企画は、手にとったかたに
「まずはWEBをチェックしてみようかな?」と
思っていただけるように設計をしています。

企業で言うと、
「ランディングページを作り、そこにつなぐWEB広告を出広する」という
WEB完結のプロモになりそうなところですが、
こんにちの我々にとって、WEB広告ですら「スルーする」対象ですし、
そもそも個人事業において、WEB広告施策は費用対効果の観点でも
ほぼ現実的ではないと思っています。

かといって、「商品からの検索」を入り口にする
マーケットプレイスの出店は、単なる価格競争に陥るものですし、
「きちんと背景まで理解して、『衝動買い』ではなく『納得買い』」を
していただくことを目指したプロモーションとは相容れないものがあります。
とくにオリジナルの商品を扱うような場合や、
物販ではなく、サロンのようなサービスの場合も同様のことが言えます。

一方で、我々は何か興味をもったお店がある時は
「まずはWEBでどんな様子か見てみる」という行動をとることはほとんど。
つまり、「何かの媒体で店を知る→来店」だった導線は
「認知→まずはWEBで行くべきか吟味→来店」となっており、
さらに言えば「来店→あとでWEBで購入」なんてことも普通
です。
(WEARなんてまさにそのフレームを活かしたサービスですね)

なので個人事業においては、
①ターゲットであるお客さまのリアルな行動導線をふまえた配布計画
②その場所に設置する手にとりやすい「認知促進のツール」
③お客様の興味関心の受け皿となる独自のWEBサイト
がまずは最低限のセットであると考えています。


この3つの設計が、最小のマーケティングプランと言えるかもしれません。
巷ではO2O(オンラインtoオフライン)なんて言葉が流行ってますが、
あれは「企業」サイズだからこそのことであって、
個人店舗においては、だんぜんオフラインtoオンラインではないかと、
そう考えている次第です。

IndigoのWebカードができました。_b0159039_23501789.jpg


県外からのオーダーもたくさん頂いているIndigoですから、
今回も、あらたなお客様との出会いを創るために、
このツールを企画させていただきました。

置きやすいように折りあがりサイズは小さく、
手にとりやすくなる要素をおさえ、
中では興味を持っていただいたかたに
コアとなりメッセージを端的にお伝えし、
WEBで詳細を見てみたくなるように語る。
もちろんスマホで閲覧するかたも多いでしょうから、
QRコードなども忘れずに。

お客様から、どんな反応をいただけるか、
今から楽しみです♪
# by 4tracks | 2014-02-23 23:54 | 活動記録