4tracksのインプット&アウトプット日記です。オフィシャルサイトは下記リンクより。


by 4tracks

本当ならTwitterなんでしょうけれども、
あとで見直したくなる気がするからここに記しておきます。
もうすでにかなり眠いのですが、
眠い目こすってでも、な大事なことのように思えたから。

新しく事業のプランを考えていて、
今まで見て来たことのすべてを活かしたいと
はりきっているわけですが。

こういうことが大事じゃないかなぁと思うことを
とりとめもなく。

・小さく始める。
・「拡大」だけを目指さない。
 むやみに抱えるものが多くなりすぎると、
 不本意なこともしなければならなくなり、
 たいてい後戻りがしにくくなるだろうから。
 自分たち自身も幸せであり続けられるサイズを追求する。
・人に、地域に、社会になんらかの形で貢献すべし、
 今の世で「信頼」以上に大切なことなどない。
・だからこそ、「やりたいこと」をやるべき(前項の支えになる)。
・モノを売るのではなく、喜びを売る。願わくば「思い出」を。
・リテールやるなら、ディテールです。
・お客さまと自分たちがハッピーであり続けるストーリーを
 いつもすらすら語れる状態であるべし。
・リアリティのある事業を。新しいアイデアで「身近」であれば最高だ。
・その土地でやる意味、を常に意識するべき。

あたりかなぁと思います。
よし、一回寝て、明日また読みなおそう。
# by 4tracks | 2014-02-10 00:46 | きげんよくくらす
今日は、天文学的な予算をかける大規模イベントの打ち合わせから、
最後は、個人のシゴトをどうブランディングしていくかの議論まで、
朝から晩まで、「マーケティング」の話ばかりしていました。

個人の方とご相談する時に、この「マーケティング」という言葉の
持つ、なんとなくなイメージが「お金がかかりそうなこと」感を
醸し出すんだろうなと常日頃思っています。

でもやっぱり今日みたいな日に思うのは、
どんな予算でも、マーケティングは存在するわけです。
で、そこに必要な要素はじつはまったく変わらなかったりします。

数十万人に向けた施策もあれば、
たった一人を振り向かすための施策もある。

大切なことの要素は変わらない。
そっくりサイズが変わるだけ。

ブロッコリーのちっちゃいのが、
そのままの縮尺でちっちゃいのと同じ、
のイメージです。

ブロッコリーと同じ、マーケティングの話。_b0159039_23583139.jpg

# by 4tracks | 2014-01-22 23:58 | かんがえかた
いつかやってみたいシゴトがあったなら、
「今までやってきたこと」をフルに活かして、
自分でその「打席」を作るのが近道ではないかと思っています。

毎年、年始の習慣として
「なりたい職業ベスト10」というものを書き出しています。
全く制約を設けずアコガレ込みで書き出すもので、
上位には「ワールドツアーに出るロックバンドの一員」とか平気で入ってます。
で、同じく「写真家」というのも常にランクインするもの。

中2で初めて一眼レフで撮り(たしか学園祭)、
現像したプリントの中で、
いつもの学校風景が違って見えた時以来、
写真をシゴトにしている人たちには、
並々ならぬアコガレを抱いてきました。

とはいえ、特にその道を目指すこともなく、
編集者として社会人生活をスタートさせてからは、
シゴトの中で、プロフェッショナルの技を側で見つつ
(実際たくさん技術を教えてもらいながらですが)
あくまで写真はライフワーク、としてやっていました。

実はデザインもそう。
同じように中学生から続けていたバンドのライブで、
フライヤーを自作していたこともあり、
ずーっと独学でDTPを学び、使い続けてきたことが、
本気度を膨らませてきたわけです。

その後、職種が
「マーケティング」「プロモーションの企画・制作」
に変わってからも、シゴトとライフワークの間には
なんだかんだ線引きがあったように思います。

話が変わってきたのは、
「個人のシゴト」として「宣伝を手伝ってよ」と頼まれたのがきっかけ。

企画者として、マーケティングプランを立てて、ツールを企画し、
普段なら予算を使って外部のスタッフさんに依頼して完成するところを、
制作のフェーズでも企画に従い、自分でデザインし、自分で撮る。

求められていたのは「企画」で、
それを具現化するための「制作」も
シゴトとして請け負うことができた、ということ。

作るところや撮るところは、それまでシゴトを通して散々、
依頼して、プロについてたくさん教わったおかげで、
「どうすれば企画意図に沿うか」が体感的につかめていたのも良かった。

「作品」は作れなくても「必要な素材」を
企画に沿ってアウトプットすることはできる。
写真作品ではなく、「プロモーションにおいて必要な写真」については、
プロの視点で制作できることに気づいたわけです。

しかも相手にとっては、
スピード、コスト、コミュニケーションの面でメリットがある。

自分自身としては、
キャリアを積んだマーケティングのスキルを入り口に、
ずっとやりたいと思って練習していたデザインと写真を、
シゴトとして受けることができたということです。

たぶん、写真やデザインを入り口にしていたら、
巡ってこなかったチャンスですから、これは
「実績をもとに、やりたい方向性へ分母が増やせた」
ということかな、ととらえています。

やりたいことがあったなら、
自分のもてるスキルを武器に、
ぜんぶあわせてとりにいくのが良いかと思う。

同じように、編集者としてのスキル、
(たぶん)インストラクターとしてのコミュニケーション力を生かし、
写真も撮れる新聞記者として活躍している友もいます。

望むキャリアと違うスキルを身につけていることは、
実は狙う職種においては優位性になり得るかもしれない。
そう思うと打席を自分で作るチャンスというのは、
現状を応用する発想により巡ってくるものかも、と思い始めました。

そして「打席」は、言わずもがな実績と経験を与えてくれる。
その先に望む進路が待っているかもしれない。

なにかを新たに目指す時、ルーキーとして出直すか、
持てる強みを活かして他業種からの新規参入となるかは、
自分の持っていき方によるのかもしれません。
これもまた、個人のマーケティングだなあと思います。

自分の打席は自分でつくる。_b0159039_23415947.jpg

# by 4tracks | 2014-01-10 23:46 | きげんよくくらす
リアルのプロモーションとWEBのプロモーションと
両方を企画制作してきてみて、どちらが欠けても成立しないと感じる毎日です。

あわせて印刷物からWEBまで様々なツールを
企画・制作させていただいておりますが、
やはり実感するのはツールを作ること自体は目的ではなくて、手段であるということ。

例えば今、
いわゆる「ショップカード」を作っている真っ際中なのですが、
これも単一のツールで考えるのではなく、
「お客さまにどう感じてほしいのか、そして何をしてほしいのか」=「企画意図」を
よくよく練ることが本当に大事だなと思います。

事業やお店の在り方も多用化しているし、
今まで使われていたツールも目的に応じたカスタマイズが必要。

今までであれば店頭であるとかイベントであるとか、
リアルの場で運用していたものは「来店を促すもの」が中心でしたし、
それにより内容も決まっていただところがあったと思います。

飲食店、は今後もこの方向性が主流かと思いますが、
物販などの場合は、販売におけるWEBの割合が多いなんてこともありますから
「商品ラインナップを吟味してもらうためのサイト誘導」や
「活動をフォローしてもらえるように、ソーシャルでのつながりを持ってもらう」
などとなった場合は、リアルな場で運用するこうしたツールも
企画や作り方が変わってきます。

「来店を促すショップカード(リアル→リアル)」でもなく、
「ランディングページに引き込むWEB広告(WEB→WEB)」でもなく、
「リアルな場での認知を、WEB閲覧につなぐ紙媒体(リアル→WEB)」を
うまいこと企画できないかと鋭意製作中です。


リアルとWEBのシンプルな関係の案_b0159039_2305498.jpg


いったん「WEBカード」と呼んでいますが、
(作り方としては紙媒体より、かなり WEB文脈寄りのイメージですが)
単なるGO to WEB施策ではなくて、
1:手に取りたくなるようなデザイン、ビジュアルであること
2:商品や活動に興味を持ち、もっと知りたい、続きがみたいと思えること
3:そしてWEBへのアクセスをなるべくストレスなくさせるしかけがある

をおさえて制作することが必要で、
もちろん、媒体は作っただけではダメで、この「WEBカード」を
どんなターゲットに、どのチャネルを使って手にとっていってもらうかの、
いわば「配布計画」も必要になってくるわけで、
そう、この全体像から詳細までの作りこみも、「マーケティング」そのものですね。

全体設計から、必要なツールの詳細詰めまで、
再現性のある企画を生み出していきたいです。
今年も精進いたします。
# by 4tracks | 2014-01-05 23:02 | かんがえかた
今年度最大のシゴトが
だいたい見通しがつきました。
結果は春に確定するけれども、
現時点でもう「ほぼ、確実に成功」と
言えるレベルで支持をいただいている状態です。

やはりその成功要因が、今後の自分のシゴトの在り方を
大きく左右しそうな気がしているので、
時間がたって薄れてしまう前に、
誰のためにって自分のために「総括」を残そうと思ったわけです。
これから先のことを考えるにあたって自分自身の指針とするためにも。

新規事業を2年連続プロモーションしてきて、
どちらも成功してる(正確にはひとつは「しそう」だけど、まあほぼ確定なので)から
「本質的に大事なこと」なのか「今はそういう時代」なのかのどっちかなのかだろうと。

純粋に「何が成功要因か」をまとめます。

商品そのものが素晴らしいことはいったん触れぬこととし、
プロモーションとしての成功要因を挙げます。
また、たぶんそれが道理だろうし、普遍的なことだと思うから、
むしろ、具体的な商品名を出すことは避けます。

では、
新規事業のプロモーションを2年連続やってみて、
成功した理由じゃないかと思われる10のこと。

1:意思決定者本人に、直接アプローチした
「拒否できない、家族からのお願い」につけこんだりしなかった。
購入意思決定をする本人に「良い物かどうかを判断いただく」という姿勢を大事にした。
(確かにバレンタイン商法は、確かに大きな機会だけど、破綻は近いと感じる。)

2:「今購入するとさらに〇〇」的な理由づくりをしなかった
商品そのものの価値、本来保証するべき価値で訴求していった。

3:お客さまの判断を尊重した
「コレ以外には考えられない」とか
「今すぐ購入しないと手に入らない」とか煽らなかった。

4:なぜこの商品を世に出したのか、想いをキチンと語った
ニュアンスが難しいのですが、
「これから先に備えたら必要、とか〇〇にならないために必要」
という「客観的なふりをした」理由づくりではなく、
「この商品が世の中にあったなら、きっとステキだと我々は思ったから」という
提供側の思いをキチンと言葉にし、伝えた。

5:ワクワクする、笑顔になる、というイメージづくりを大事にした
ビジュアルやコピーワークの指針は「ハッピーであること」。
かつ、キュートであることにこだわった。

6:シンプルに
どこ読んだらいいかわからないのとか、もうナシ。

7:内部の調整のための、方向修正をしない
まぁ、コレは自分自身への自慢話として。

8:ただし、対話によって答えを出すことを怠らなかった
決めるときは決める。
でも、「普通に考えてどうだろう?」「より良い答えはないか」はたくさん話した。

9:楽しく作った
それは間違いない。

10:何か新しいものを、驚きのあるものを作ってやろう、という気持ちを大事にした
今までの成功パターンになんか、興味もなかった。
うん、まあこれも自分自身への自慢話か。

以上、
書いてみるとおそろしくシンプルで
他業種、他職種から見たら当たり前のことなんだろうと、そう思います。

でも、数を狙ううちどこかテクニック先行になって、
ロジカルに考えたからこその戦略戦術ありきになって、
おかしな回路にハマッてしまうことは、いつの時代にも
どんな分野にも起こることだと思うから。

これで成功したのである、ということを未来の自分にも
キチンと伝えられるように。

しっかりとココに目印をつけておきます。

新規事業のプロモーションを2年連続やってみて、 これが成功した理由じゃないかと思われる10のこと。 _b0159039_033750.jpg

# by 4tracks | 2013-11-07 00:06 | 活動記録