前回の投稿にて
選ぶ喜びがお客さんにある今の時代に、価値提供する側に求められるのは
「どんなニーズにも応えられますよー」というバリエーションではなく、
独自性や差別性を持った「らしさ」なんじゃないか、みたいなことを書きました。
で必要なのは共感してもらえる未来のファン、
あるいは一緒にカルチャーを形成してくれる仲間と、
いかにして縁をつくり、それを「みんなの動き」にしていけるかどうかだと。
で、たくさんの人とつながるためにはWEBはどうしても必要で、
でもWEBだけじゃなく、そのメッセージを親密に伝える、
リアルな体験価値の提供も、両輪で必要なんじゃないかと考えていました。
そんな折、まさに「これがその体験価値のお手本だ!」という出会いが。
沖縄は港川に、「沖縄セラードコーヒー」さんというお店があります。
コーヒー豆の焙煎所で、豆の販売とあわせて、週末は店内でコーヒーも飲めます。
お店では定期的に「パブリックカッピング+セミナー」という
イベントをやっていまして、これがもう本当に、
「シゴトはメッセージ」を体現するものでした。
セミナーでは、コーヒーの「規格」をまず知るところから始まり、
(コマーシャル/プレミアム/スペシャルティそれぞれに定義と規格があります)
その背景にあるコーヒー生産現場の実態を理解することを通して、
より身近な意識・・・
「なぜコーヒーの酸味が苦手、という人が多いのか?」
「冷めたコーヒーが美味しくないと感じる原因は?冷めても美味しいコーヒーって?」
「コーヒーって美味しい、美味しくないはわかっても自分の好みでなかなか選べない」
などの生活実感の理由をひも解いていくという大変興味深いものです。
もちろん座学で終わるセミナーではなく、
種類の違い、香りと味との違い、時間経過で出てくる違い、など
「比べてみると全然違う!」という体感的な理解をしながら
進めていくので、終わる頃には、
「自分がコーヒーに対して持っていた、好き/嫌いの理由」が
かなり言葉にできるようになるのですね。
これはもうホント、日常コーヒーを飲む習慣のある人には
さらにエキサイティングな体験です。
セミナーをしてくださった業人さん(焙煎人!かっこいい!)とは、
Indigoでの活動を通じてお知り合いになったのですが、
シゴトしていくうえで勉強になることをたくさん教えていただけます。
コーヒーという「幅の広い物」を、
背景から理解することで、自分の本当に望むものを
自らの意思で選んで、毎日の習慣を、より幸福な時間に変える、
人はそれをすることで自らの「幸福度」を高めることができる、
業人さんが一見「変化球」ともいえる銘柄を扱ったり、
多忙な中「セミナーを開き、週末にはお客さんと語らいながら珈琲を淹れる」という
ことを欠かさず続けていらっしゃるのは、コーヒーというメディア/シゴトを通して
そんなメッセージ、共通言語をお客さんと共有するためなんだな、と
非常に腑に落ちたのでした。
(ちなみに結果、僕も自分の好みがよくわかり、
今、ベストな豆に出会うことができました。)
本当に、本当に素晴らしい体験でした。
こうした体験価値を、どう企画していくのか、
そしてその価値をどう広く世の中に発信していくのか、
まだまだ研究を続けていきたいと思うのでした。
そして今後のセラードコーヒー、
業人さんの活動から目が離せません。
選ぶ喜びがお客さんにある今の時代に、価値提供する側に求められるのは
「どんなニーズにも応えられますよー」というバリエーションではなく、
独自性や差別性を持った「らしさ」なんじゃないか、みたいなことを書きました。
で必要なのは共感してもらえる未来のファン、
あるいは一緒にカルチャーを形成してくれる仲間と、
いかにして縁をつくり、それを「みんなの動き」にしていけるかどうかだと。
で、たくさんの人とつながるためにはWEBはどうしても必要で、
でもWEBだけじゃなく、そのメッセージを親密に伝える、
リアルな体験価値の提供も、両輪で必要なんじゃないかと考えていました。
そんな折、まさに「これがその体験価値のお手本だ!」という出会いが。
沖縄は港川に、「沖縄セラードコーヒー」さんというお店があります。
コーヒー豆の焙煎所で、豆の販売とあわせて、週末は店内でコーヒーも飲めます。
お店では定期的に「パブリックカッピング+セミナー」という
イベントをやっていまして、これがもう本当に、
「シゴトはメッセージ」を体現するものでした。
セミナーでは、コーヒーの「規格」をまず知るところから始まり、
(コマーシャル/プレミアム/スペシャルティそれぞれに定義と規格があります)
その背景にあるコーヒー生産現場の実態を理解することを通して、
より身近な意識・・・
「なぜコーヒーの酸味が苦手、という人が多いのか?」
「冷めたコーヒーが美味しくないと感じる原因は?冷めても美味しいコーヒーって?」
「コーヒーって美味しい、美味しくないはわかっても自分の好みでなかなか選べない」
などの生活実感の理由をひも解いていくという大変興味深いものです。
もちろん座学で終わるセミナーではなく、
種類の違い、香りと味との違い、時間経過で出てくる違い、など
「比べてみると全然違う!」という体感的な理解をしながら
進めていくので、終わる頃には、
「自分がコーヒーに対して持っていた、好き/嫌いの理由」が
かなり言葉にできるようになるのですね。
これはもうホント、日常コーヒーを飲む習慣のある人には
さらにエキサイティングな体験です。
セミナーをしてくださった業人さん(焙煎人!かっこいい!)とは、
Indigoでの活動を通じてお知り合いになったのですが、
シゴトしていくうえで勉強になることをたくさん教えていただけます。
コーヒーという「幅の広い物」を、
背景から理解することで、自分の本当に望むものを
自らの意思で選んで、毎日の習慣を、より幸福な時間に変える、
人はそれをすることで自らの「幸福度」を高めることができる、
業人さんが一見「変化球」ともいえる銘柄を扱ったり、
多忙な中「セミナーを開き、週末にはお客さんと語らいながら珈琲を淹れる」という
ことを欠かさず続けていらっしゃるのは、コーヒーというメディア/シゴトを通して
そんなメッセージ、共通言語をお客さんと共有するためなんだな、と
非常に腑に落ちたのでした。
(ちなみに結果、僕も自分の好みがよくわかり、
今、ベストな豆に出会うことができました。)
本当に、本当に素晴らしい体験でした。
こうした体験価値を、どう企画していくのか、
そしてその価値をどう広く世の中に発信していくのか、
まだまだ研究を続けていきたいと思うのでした。
そして今後のセラードコーヒー、
業人さんの活動から目が離せません。
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by 4tracks
| 2013-09-17 11:59
| きげんよくくらす